精神的にも健康になれるペットの魅力

精神的にも健康になれるペットの魅力

犬や猫に代表されるペットは、コンパニオン(伴侶)アニマルという言葉も出てきているほど、人間にとって欠かせない存在になりつつあります。
そしてペットと過ごすことが、人間の自律神経や精神状態にもよい影響を及ぼしているそうですが、いったいどんな効果があるのでしょうか?

ペットからコンパニオンアニマルへ

まず変わりゆくペットの位置づけですが、従来のペットというと愛玩動物として、一方的に可愛がるイメージが強かったかと思います。それに対して家族や仲間といったイメージが強い存在に対しては、一部でコンパニオンアニマルという言葉を使うように。イメージの変化により、ペットはただ飼うだけの存在よりも、存在を尊重すべき相手へと変化しているようです。

なくてはならない存在に

ペットのコンパニオンアニマル化により、一部の人にとってはペットが子供や孫のような存在になりつつあるようです。こうしたペットが子供が大きくなり巣立っていってしまった家庭の子供代わりになったり、孤独な人の心の支えになったりと、精神的になくてはならない存在に。ペットを飼う世帯が増えつつあるのは、家族からは与えられないことをペットが与えてくれる、ペットがそんな存在になっているからかもしれません。

ペットと過ごすと血圧が下がる?

ところでペットと過ごすことでよくなるのは、精神状態だけではありません。例えばペットと触れ合うと血圧が下がるという話を、聞いたことはありませんか?ペンシルバニア大学の獣医学学部や老人ホームでペットに接した人の血圧を調査したところ、ペットに触れた後血圧が下がったという結果が得られたそうです。しかも心拍数も安定したという結果もあり、老人がペットを飼うことは健康維持に役立つと言えるかもしれません。

心臓病にも良い影響が

ペットと過ごすことで改善される症状は、血圧低下以外にも循環器系にも見られます。例えば心筋梗塞の発作を起こした人を追跡調査したところ、ペットを飼っている人の1年後の生存率は、いない人の3倍以上高かったとのこと。同様のことが冠状動脈閉塞を起こした人にも言え、発作後1年経った調査では、ペットを飼っている人がいない人に比べて生存率が高かったという調査結果が出ています。

ペットが健康にもたらすもの

こうしたペットがもたらす健康状態の改善の理由は、どうやらストレスを緩和することからきているようです。ストレスを受けると血管が収縮し、血流が悪くなりますが、ペットと触れ合うとリラックスするので血流が良くなるようです。このリラックス感は魚のような触れ合えないペットでも有効で、魚が好きな人は魚を見るだけでも、それどころか水槽を見るだけでもリラックス感を得られるそう。
ペットの存在は、文字通り癒しをもたらしてくれるようですね。

ペットで高まるコミュニケーション能力

ペットを飼う効果は病気を予防するだけではなく、コミュニケーション能力を高めるというメリットもあります。初めて会った人、または道ですれ違っただけの人でも、相手が自分と同じ種類のペットを連れていたことでつい声をかけた、またはかけられたという体験はありませんか?連れているペットを見て犬なら犬好き、猫なら猫好きのコミュニティに属しているということがすぐに認識できるので、お互い連帯感のようなものが生まれているはず。人はあるコミュニティの中で存在価値を感じることで幸福を感じられるという心理学の説があるので、帰属感が人をフランクにさせる効果は否めないでしょう。

記事まとめ

ペットを飼うことは餌代もかかりますし、避妊手術を受けさせたり、時には病気になったりと意外と手間がかかるもの。しかしそれを超える喜びをもたらしてくれるのもペットです。
精神を健康にしてくれる効果を持つペットの存在を、これからも大切にしていきたいものですね。

参考

http://healthcare.itmedia.co.jp/hc/articles/1511/10/news009.html